第2回 音の美術館 〜管楽器の饗宴〜

第2回 音の美術館 〜管楽器の饗宴〜
2011年9月16日(金)開場18:30、開演19:00

9月チラシ
ムソルグスキーの展覧会の絵など、絵画にまつわる作品を管楽アンサンブルの響きにのせて。
四十谷諒(フルート)/西田宏美(クラリネット)/角口圭都(サクソフォン)
山内博史(トランペット)/廣瀬大悟(トロンボーン)/石丸薫恵(テューバ)
中沖いくこ(ピアノ、ナビゲーター)
四十谷諒 西田宏美 角口圭都 山内博史 廣瀬大悟 石丸薫恵

プログラム

ヘンデル:オラトリオ『ソロモン』より「シバの女王の入城」
モーツァルト:オペラ魔笛より夜の女王のアリア
シューマン:3つのロマンスより第2楽章
ドビュッシー:喜びの島        など
・・・休憩・・・
ムソルグスキー:展覧会の絵
 プロムナード(T)
 小人(グノーム)
 プロムナード(U)
 古城
 プロムナード(V)
 チュイルリーの庭 遊びの後の子供たちの口げんか
 ビドロ
 プロムナード(W)
 卵の殻をつけた雛鳥の踊り
 サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
 プロムナード(X)
 リモージュの市場
 カタコンベ ローマ時代の墓
 プロムナード(Y 死せる言葉による死者への呼びかけ)
 鶏の足の上に建つ小屋 バーバ・ヤーガ
 キエフの大門

「芸術の秋」にちなんで、音楽と美術のめぐりあいのひと時を…。
ロシアの作曲家ムソルグスキーが、画家であった友人の遺した絵画にインスピレーションを得て作曲した大作「展覧 会の絵」をメイン・プログラムに据え、木管&金管楽器がさまざまな音のアートを、アンサンブルホールの空間に描 き出します。
出演メンバーは、いずれも富山県出身の若手プレイヤー。
異色のオーケストレーションから生まれるサウンドのオリジナリティにも、注目!

出演者プロフィール

四十谷諒(フルート)  AITANI Ryou(flute)
富山市出身。8歳よりフルートを始める。富山県立呉羽高等学校普通科音楽コース、北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コースを卒業。現在、東京芸術大学音楽学部別科にて高木綾子氏に師事。これまでに、阿部博光、細川順三の各氏に師事。
北海道教育大学在学中3年次に、第146回日演連推薦新人演奏会において札幌交響楽団(高関健指揮)とフルート協奏曲を共演。
北海道作曲家協会発足記念演奏会に出演。滝川市美術自然史館第6回ナイトミュージアムコンサート「フルートとピアノの夕べ」に出演。
第17回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。工藤重典氏、P.L.グラーフ、M.ラリューのマスタークラスを受講。
日本フルート協会、札幌フルート協会各会員。

西田宏美(クラリネット)  NISHIDA Hiromi(clarinet)
富山市出身。富山県立呉羽高等学校音楽コース卒業。武蔵野音楽大学卒業。スイス・ イタリア音楽院大学院修士課程を首席で卒業。
ソリストコース就学許可を得る。2009年に渡米。チャールズ・ナイディック、大島文子の各氏のもと研讃を積む。
第18回新人演奏会において富山県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞を受賞。
第3回北陸新人登竜門コンサートにおいて故・岩城宏之氏の指揮、オーケストラアンサンブル金沢とコープランドのクラリネット協奏曲を共演。その他、スイス、イタリア、ドイツ、ルーマニアなどヨーロッパ各地の国際コンクールにおいて優秀な成績を残す。
ラ・フォル・ジュルネ金沢2008に地元推薦音楽家として出演。
現在、演奏活動をはじめ後進の育成にも力を入れている。ソロ、室内楽、オーケストラ、文化庁主催「学校への芸術家派遣事業」の依頼のもと小学校でのコンサート、現代音 楽の東京公演など幅広い分野で活躍中。

角口圭都(サックス)  KADOGUCHI Keito(saxophone)
1986年富山県出身。県立富山東高校を経て東京芸術大学音楽学部に入学、現在同大学院音楽研究科2年に在籍している。
これまでに石灰幹子、池上政人、冨岡和男、須川展也、平野公崇、大城正司の各氏に、室内楽を中村均一氏に師事。
2009年に柏原卓之編曲のサクソフォンとサクソフォンオーケストラのためのバラードを初演し好評を博す。
2010年に北陸登竜門コンサートにて優秀賞を受賞、井上道義指揮アンサンブル金沢でA.トマジのコンチェルトを共演。
草加市演奏家協会会員、jazzband「SAMURAI BIGBAND」メンバーサクソフォン四重奏「FOURSEASONS」メンバー。
東京と地元富山を拠点にソロ、アンサンブルや吹奏楽、オーケストラなどクラシックのみならず多彩なジャンルで演奏活動を展開している。

山内博史(トランペット)  YAMAUCHI Hirofumi(Trumpet)
富山県立魚津高等学校卒業後、国立音楽大学入学。同校卒業後、ニューヨーク・マネス音楽院ディプロマコースを経て、フィンランド国立シベリウスアカデミー修士課程を最優秀で日本人として初めてトランペット専攻で修了。
2006年及び2007年、フィンランドで行われたオウルンサロ音楽祭(舘野泉音楽監督)、オウルンサロ音楽祭in 神戸(ヤンネ舘野音楽監督)においてソリストとして招待され好評を博す。
現在、フリートランペット奏者として、ソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラなどで活躍する。
富山県出身者のみで結成された金管アンサンブルBrass Collection(ブラスコレクション)主宰。
これまでにトランペットを熊谷仁士、David Herzog、Stephen Burns、Vincent Penzarella、Jouko Harjanneの各氏に師事。
マスタークラスにおいて、Robert Sullivan、Eric Aubier、Peter Masseurs、Gabrieli Cassone、Andreas Kreatz、Andrei Ikovの各氏に師事。
また室内楽を北村源三、伊藤清、三浦徹、Kalervo Kulmala、Ilmo Ranta、Pasi Pirinen、Ralf Gothoniの各氏に師事。

廣瀬大悟(トロンボーン)  HIROSE Daigo(trombone)
1977年、富山県生まれ。10才よりトロンボーンを始める。県立呉羽高等学校普通科音楽コース卒業。
洗足学園魚津短期大学を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科へ入学。2001年、同大学卒業。
トロンボーンを秋山鴻市、川原洋二、栗田雅勝の各氏に師事。
フリーランスのトロンボニスト。富山⇔東京を往復しつつ活動を行っている。
郷土・富山における活動はソロを中心とした室内楽である。出生地である滑川市においては、滑川市制50周年記念式典における奏楽、滑川市吹奏楽祭「光のコンサート」への数回にわたるゲスト出演、滑川市民交流プラザ・ロビーコンサートへの出演等、たびたびソロステージに立ってきた。県内各地においても、富山市民文化事業団主催のアプローチコンサート、 県こどもみらい館主催のムジカレンコンサート等に参加している。トロンボーンクァルテット・クラール(2003年結成)のメンバーとして、これまでに3度のレギュラーコンサート、地方での特別公演等を行った。
2006年から滑川市に在住。引き続き東京での演奏活動を行う傍ら、富山県内において各種コンサート、市民音楽祭やアマチュア音楽団体の公演へのゲスト出演など、地元に密着した活動を併せて展開している。リペアワークス音楽教室講師。

石丸 薫恵(チューバ)  ISHIMARU Masae(tuba)
射水市(旧新湊市)出身。
12歳よりテューバをはじめる。県立呉羽高校音楽コースを経て、東京藝術大学音楽学部卒業。
テューバを中村年男・稲川榮一・佐藤潔の各氏に師事。
室内楽を栗田雅勝・神谷敏の両氏に師事。
現在、フリーのテューバ奏者として東京を中心に室内楽・吹奏楽・オーケストラ等、さまざまな分野で 活動している。
金管五重奏団"Buzz Five"メンバー。


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